2020.05.04
農場HACCP
前回のコラムで、「内部検証(監査)」は、組織内部の人間による組織統治の手法であることを説明しました。
つまり、内部検証員(監査員)には、独立性が求められます。
独立性がないと、公平な監査を実施できず、監査結果の信用性も損なわれ...
2020.05.04
農場HACCP
第6章1.では、「内部検証」について記述されています。
農場HACCP認証基準では、「内部検証」とありますが、本来、「内部監査」として規定されるものです。
監査(審査)に関する国際的な取り決めでは、以下のようになっています。
...
2020.05.03
農場HACCP
前回、説明した「力量評価表」によって、各人の現状と到達目標に「差のある項目」を明確にしたら、それを埋めるための「計画書」を作成します。
具体的には、「年間計画書」を作成する場合がほとんどです。
そして、計画書にしたがって、教育・訓練を実施...
2020.05.03
農場HACCP
農場HACCP認証基準の解説書(公社・中央畜産会発行)における、第5章の「力量判定評価表(例)」(令和元年度版、P114)は、私が初版の時に作成したものです。
しかし、すでに11年経っており、現在では、さらに改善した手法を採用しています。...
2020.05.03
コラム, 農場HACCP
第5章1. では、具体的な教育・訓練の取り組みとして、(1)~(4)の事項を掲げていますが、私は実際の流れとややちがうと思っています。
前回のコラムにも書きましたが、第5章は第2章5.、第2章7、第4章3.と関連しています。
それを踏まえ...
2020.05.03
農場HACCP
第5章では、人材育成のための「教育・訓練」について、記述されています。
まず、教育・訓練の対象項目は、何でしょうか?
第5章1.では、「衛生管理に関する基本的な知識、作業…」、「HACCP計画」「一般的衛生管理プログラム」…と全体的なこと...
2020.05.02
コラム, 農場HACCP
第4章3.(5)では、検証方法の決定(原則6)について記述されています。
HACCP計画における「検証」とは、きちんとモニタリングが実施され、許容限界の逸脱がなく、ハザードが管理されていること、あるいは逸脱があったとしても、適正に是正措置...
2020.05.01
コラム, 農場HACCP
第4章3.(4)では、許容限界を逸脱した場合の対応として、①~④の事項を求めています。
しかし、①~④の事項は、順番がやや不適切です。
また、農場HACCP認証基準には、「是正措置」の定義について、明確に書かれていません。
農場HACCP...
2020.05.01
農場HACCP, コラム
第4章3.(3)では、「監視(モニタリング)方法の確立」を要求しています。
HACCP計画における「監視(モニタリング)」とは、許容限界の逸脱が起きていないか、確認する作業のことです。
(3)①では、具体的な監視(モニタリング)手順として...
2020.05.01
農場HACCP, コラム
第4章2.危害要因(ハザード)分析では、重大なハザードが存在する工程を洗い出し、必須管理点(Critical Control Point: CCP)として特定します。
そして、第4章3. では、CCPにおけるハザードの管理手段として、「H...