コラム

第5章 教育・訓練~力量(スキル)の評価

農場HACCP認証基準の解説書(公社・中央畜産会発行)における、第5章の「力量判定評価表(例)」(令和元年度版、P114)は、私が初版の時に作成したものです。

しかし、すでに11年経っており、現在では、さらに改善した手法を採用しています。

具体的な「力量評価表」の例を、文末に添付しました。

(クリックすると大きくなります。また、項目は全てではなく、一部を抜粋しています。)

これを見てもわかるとおり、現状と到達目標を対比させることで、各人に必要な教育・訓練の項目が「見える化」されます。

そして、現状と到達目標に差のある項目(赤枠)について、教育・訓練を実施すればよいことになります。

農場には常勤職員、非常勤職員、派遣職員(酪農ヘルパー)など、さまざまな立場の人が従事し、それぞれに作業内容や求められる技量レベルが違います。

そのため、各人の力量評価表を作成し、作業内容(項目)と技量レベルを明確にすることが重要になります。

また、農場HACCP認証基準は、HACCPを包括する「マネジメントシステム」です。

そのため、第5章は経営学における「人・組織のマネジメント」の考えに沿って解釈すると、何をすべきかが見えてきます。

「人・組織のマネジメント」とは、「一人一人の可能性を引き出して、継続的に事業成果を出していくこと」といえます。

つまり、一人一人の可能性を引き出すことが大事であり、そのために個性や技量に差のある各人の現状を把握すること、すなわち「力量評価」が重要になるのです。

そして、各人が正しく業務を遂行できるよう、力量評価に基づいて、教育・訓練を実施していきます。

赤松ファームクリニック

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