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第3章 生産環境の文書化

第3章4.(3)では、「生産環境の文書化」として、農場施設や周辺環境を平面図に書き起こし(畜舎および周辺の見取り図)、さらに清浄度区分を明記し、動線図も書くように要求しています。 そして、清浄度区分や動線図は、「交差汚染防止」を目的に作成...

第3章 作業分析シートについて

第3章4.(2)では、現状作業の明確化として、工程内作業、日常および定期・不定期作業について、「作業分析シート(手順書)」を作成することが要求されています。 農場HACCP認証基準では、主な生産工程について、フローダイアグラムを作成し、そ...

第3章 現状作業の明確化

農場HACCPでは、第3章4.(2)現状作業(工程内及び日常定期・不定期作業)の明確化として、作業の目的、目的の阻害要因、使用資機材、作業手順などを文書化することが要求されています。 また、作業手順は、「準備作業・実施する作業・実施後の作...

第3章 フローダイアグラムをどこまで詳細に書くか?

食品工場のHACCPでは、かなり詳細なフローダイアグラムを作成するのが普通です。そうしないと、複雑な工程を有する工場では、適確なハザード抽出や必須管理点(CCP)特定ができないためです。 一方、畜産においては、たとえば複雑な搾乳工程を有す...

第3章 フローダイアグラム

今回は、フローダイアグラムについて解説します。 フローダイアグラムとは、原料の受入から出荷までの流れを分かりやすく、イメージできるように工程を書き出したものを指します。 日本語訳としては、製造工程図と呼ばれます(農場HACCP認証基準では...

第3章 意図する用途とは

第3章3.「意図する用途」とは、出荷した家畜・畜産物がどのような用途に供され、どのように取り扱われ(加熱・調理の仕方、あるいは生食されるなど)、どのような消費者が喫食するかを記述するものです。 これは、コーデックスのHACCP手順3「食べ...

第3章 家畜・畜産物の特性を記述する目的

ISO22000:2005 7.3.3.2を見ると、「最終製品(出荷する家畜・畜産物)の特性は、ハザード分析を実施するために必要となる範囲で、記述すること」と書かれています。 そして、具体的な記載事項は、以下7つになっています。 a)製品...

第3章 家畜・畜産物の特性と意図する用途

第3章1. では、「原材料・資材の安全性」に関する要求事項が記述されていました。 つまり、農場にインプットされる物質の安全確保であり、HACCPに取り組む上での第一歩になります。これはわかりやすいですね。 ところが、第3章2.では「家畜・...

CAPDoに基づいて、適切な目標を設定する。

まず、CAPDo(キャップ・ドウ)という言葉を解説します。 PDCAサイクル(Plan→Do→Check→Act)という言葉はよく聞きますね。しかし、いきなり計画を立てることから始めるため、そもそもの計画が不適切でつまずく場合が多いと聞き...

適切な衛生管理目標とは…。

マネジメントとは「(組織が)目標を達成するために、経営資源(人・モノ・情報・資金)を最適に活用して、継続的に発展する仕組みを作り、運用すること」です。 つまり、「目標」「経営資源」「継続的な発展」がキーワードになります。 (多くの人は、マ...
赤松ファームクリニック

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