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倒産しにくい会社とは?

平成19年(2007年)、私は静岡県畜産試験場(当時)でISO22000推進責任者として、(社)中部産業連盟の指導を受けて、システム構築に取り組んでいました。

ある時、コンサルタントの方から、「倒産しにくい会社は、どんな会社か?」と質問され、答えに窮しました。コンサルタントの方は「常に改善を図る習慣を持つ会社は倒産しにくいよ。」と教えてくれました。

さすが、企業相手にコンサルティングを行う人は言うことが違うな、と思いました。

そして、この一言が、継続的改善(PDCAサイクル)に取り組む契機となりました。なにか問題が起きた時、組織として原因を分析し、改善を図ることは、確実に組織の体質を良くします。

あるいは問題がなくても常に検証し、問題が生じる前に対策を考えることは、リスク防止の上でも有用です。

ISO22000:2005/2018や農場HACCP認証基準はマネジメントシステムであり、継続的改善(PDCAサイクル)はその重要な部分です。農場HACCPに取り組み、PDCAサイクルを上手に運用している農場は、大きく発展しているように思います。

PDCAサイクルを運用するには、経営者を含めて、なるべく多くの人がHACCP委員会などに参加し、共通の意識を持つことが大事です。しかし、近年、農場も大型化し、場合によっては、HACCPチームのみで協議し、決定事項を全体に伝達するケースが多くなっていると思います。

このような場合、HACCPチームと他の従業員とのコミュニケーション(意思の疎通)が重要になります。コミュニケーションが上手くいかないと、不調和が起こります。

そのため、経営者はHACCPに取り組む意義や理念を全体に周知し、HACCPチームが仕事をしやすい環境を整えるべきと思います。また、私自身もコンサルタントとして、経営者・HACCPチーム・従業員のコミュニケーションが円滑になるよう、サポートを心がけています。

いずれにしても、倒産しにくい会社=危機に強い会社であり、それを実現するためのPDCAサイクルです。真摯にPDCAサイクルに取り組むことは、最終的に農場(組織)の利益につながると確信します。

赤松ファームクリニック

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