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最初の審査の思い出

平成最後の日(平成31年4月30日)、農場HACCPの審査に行ってきました。

農場HACCP認証は平成21年(2009年)8月に公表され、その後、審査制度の準備を経て、平成24年(2012年)2月から審査が行われました。最初に全国14農場が申請し、私は主任審査員として、それらの農場のいくつかを審査しました。

まさに、わが国における ”畜産農場のHACCP審査”の黎明期に立ち会いました。最初の審査の時、農場に行く車中で、「この認証が将来、どこまで増えるか」、農場の方と話をしたのを憶えています。

それから7年が経過し、平成31年(2019年)4月1日時点で、全国251農場が農場HACCP認証を取得しました。かなりの成功と思います。そして、今後も増える傾向にあります。

この発展の要因は、さまざまなものがあると思いますが、私はマネジメントシステムの導入が大きく影響していると思います。例えば、コーデックスのHACCPガイドラインでは、経営者の関与を重要事項として示しているものの、具体論がありませんでした。

ISO22000:2005をベースとした農場HACCP認証基準はマネジメントシステムを導入しており、第2章で経営者責任が明記されています(方針・目標の策定、経営者による見直しの実施など)。これにより、技術的な要求事項に偏ることなく、経営の中で(大局的な立場から)HACCPシステムを運用することとなります。

それ以外にも、継続的改善(PDCAサイクル)や人材育成を促すような具体的な要求事項が記載されており、これらのことが農場HACCP認証の良さとして、発展を促したと思います。

私も畜産コンサルタントおよび審査員として、今後とも農場HACCP認証に携わり、さらなる発展に貢献していきたいと強く思っています。

赤松ファームクリニック

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